結婚はアッラーの慈悲と祝福のしるし

人間は両親や兄弟、仲間に囲まれて幼少期を過ごすにもかかわらず、大人になると、異性と生活を共にし、サキーナ（静寂）を見つけ、肉体的な欲望を満たしたいという新たな欲求を見出す。

結婚の必要性は人間の発明ではなく、アッラー（神）の奇跡的な創造の一部である。感情的、心理的な欲求を満たすために配偶者を必要とするようにされたのである。それは人間に限ったことではなく、全ての被造物に当てはまることである。アッラーは仰せられた：

"われはあらゆるものに対を創った。だから、あなたがたは（アッラーの恩寵を）心に留めるであろう。

(コーラン訳；スラーツ・アッダリヤット、符号49）。

このように、アッラー（究極の神）は、結婚という制度と、それぞれの性別が他方を補完する必要性によって、被造物を祝福しておられる。それは、人種や宗教に関係なく、全ての人間に共通するものである。全能のアッラーは仰せられた：

「かれの印の一つは、あなたがたの配偶者を、あなたがたの中から創られたことである。またあなたがたの間に，慈悲と慈愛を置かれる。本当にこれらは，熟考する者への印である。"

(コーラン訳；スラート・アルラム、符号21）。

結婚は預言者たちのスンナー（道）であり、イスラームは結婚する能力と意志のある者に結婚を奨励し、社会の基礎となる家族を築くことを奨励している。

創造主から授けられた祝福の一部として、結婚制度や家庭を築くことについて考えたことがありますか。イスラームが語る祝福と、アッラー（神と主人）が唯一であることの証拠についてもっと知りたい方は、ラフマ（慈悲）の対話のゲストにお招きします。